9月はじめから、本校に教育実習の先生が来ています。4年生の教室で、毎日子どもたちと学習をしたり運動会の練習をしたり、休憩時間は一緒に遊んだりして、先生になる勉強をしています。今日はその先生の研究授業がありました。
社会科の「安全なくらしを守る」という単元で、消防署の学習をしています。今日は、火災のときの119番通報のしくみを学びました。119番通報をすると「通信指令室」というところにつながります。通報する人と通信指令室にいる人に分かれて、通報のようすを実際に演じました。子どもたちはそのようすに興味を示し、楽しく学習ができました。
通信指令室に通報するとその後、警察署や病院、水道局、電力会社、ガス会社、消防団などいろいろなところへ連絡が入ることを知りました。まとめで「通信指令室から(自分が)知らない場所にも連絡が入ることを、はじめて知りました。」とノートに書いている子もいました。
もしもの火災のとき、たくさんの人が力を合わせることで、みなさんの命やくらしが守られているのですね。
子どもたちは、全員が先生のお話をよく聞き、1時間の学習に取り組むことができました。
子どもたちと充実した毎日を送ってきた1か月間の教育実習も、まとめの時期になりました。
砂川小学校で学んだことを生かして、立派な先生になることを願っています。