3年生の子どもたちが、泉南市立学校給食センターへ見学に行きました。
はじめに、センターのみなさんにあいさつをし、食器や食缶を洗浄するようすを見せていただきました。85℃の高温で洗っているそうです。
車庫には配送用のトラックが5台あり、学校で見かけた子も多いようで「あ、あのトラックや」と話す子もいました。この時、ちょうど献立のみかんがセンターに運び込まれているところでした。食材の一つひとつをていねいに取り扱っているようすがわかりました。
センターの2階で、所長さんから給食センターの1日についてお話をしていただきました。給食センターは早い人で午前6時前からお仕事をされているそうです。みんなの給食は約3時間かけて作られ、トラックにのせて学校に運ばれるまでのようすをお話していただきました。給食センターでは、3800人分の給食を作ります。そのため、調理で使われているお玉やザルなども大きく、それらを手に取って見せていただきました。大きな釜は一度に1000人も分作れるそうです。2階の床に実際の釜と同じ大きさの円がありましたが、3年生のみんなだと20人は入るほどの大きさです。
また、2階の窓から調理をしているようすを見せていただき、所長さんから詳しくお話をしていただきました。エプロンの色がいくつもあるのは、その役割によって分けることで衛生面での対策と、作業の効率化ができるからです。
この日の献立は、「コッペパン・牛乳・はくさいのシチュー・つくねスティックのてりやき・みかん」です。シチューが焦げないように大きな釜の中をかきまわすところや、つくねを焼いてタレにからませるようすがよく見えました。
給食センターでは、栄養士さんが献立を考え、衛生に気をつけて調理されています。みなさんが安全でおいしい給食を食べて、元気に学校生活をすごして健康な体を作ってほしいという思いが感じられました。
最後に、所長さんから給食は残さずしっかりと食べてほしいということ、手洗いをしっかりとしてほしいということを話してくださいました。(給食センターでは洗剤をつけて30秒以上手洗いをするそうです。)
学校に戻り、この日の給食を味わいました。みなさんが毎日食べている給食が、いろいろな人の手によって作られていることがわかりましたね。残さず、しっかりといただきましょうね。
給食センターのみなさん、今日はありがとうございました。これからも、おいしい給食をよろしくお願いします!